皆さん、こんにちは。今回は私の好きな言葉の一つを紹介させていただきます。
Heart of Gold…直訳すれば金の心となりますが、例えばYou have a heart of gold. と使います。これを和訳すれば、あなたは優しい心の持ち主だ。というのが正しい訳になります。
この「Heart of Gold=優しい心」という熟語を初めて使ったのは、1500年代にイギリスで活躍した作家のシェークスピアだと言われています。日本語でも金(きん)は特別な意味をさすのと同じように、英語圏内であってもGoldは特別に良い意味で用いられることがあります。
そこで、Heart of Goldを優しい心とした意味を考えてみました。なぜ偉人は「Gold=優しい」と意味付け、それが今でも通用しているのでしょうか。
善とされる心には幾つかあります。強い心、勇敢な心、謙虚な心、敬い尊う心、正直な心…書き出すときりがないように感じます。その中でも優しい心は、特別な意味があるように感じられます。
自分が何かにつまずいたり、周囲の環境になじめなかったり、思い通りに事が進まなかったり…辛い状況に立たされた時に、周囲の人の優しさに触れたときにこれまでの憂鬱な気持ちが晴れることがあると思います。
つまりは、どんな人であっても自然と優しくされたいという気持ちを持っているのだと思います。
優しくされることによって、幸せを感じることが出来ます。
人は心のどこかに「優しさ受容体」があるような気がします。
逆に考えると、優しさを持って周囲の人に接することによって、自分の周りにいる人やその先の多くの人に幸せをもたらすことが出来るのではないでしょうか。
家庭やプライベートだけでなく、職場においてもこの論理は成り立つと思います。
同じ職場のスタッフに対しても、たまに甘やかしながら(甘やかすのは優しさではありませんがたまには必要かと考えています(笑)優しさを持って接することによって、より円滑に仕事が進むのは明らかです。
そして何よりも心掛けるべきなのは、水の森美容クリニックを訪れる患者様に対する優しい心を持つことです。美容外科はまだまだ敷居が高く、私たちが日ごろ当たり前のように行っているカウンセリングや手術や処置でも、患者様にとってはそれぞれ一つ一つがすごくストレスのかかる出来事になると思います。
美容外科は外科的な行為によって治療行為を発揮するので、医師の技術が確かでなければならないのは最低限のルールです。
それを前提として必要になってくるのが、Heart of Goldであると考えております。
つまり、どれだけ優しい気持ちで患者様に接することができるか、これがとても大切だと考えています。
そのことを常日頃から考え、当院にお越しいただいた患者様全員に、今まで以上に幸せになっていただけるために、自分自身も教養を高め成長する努力を怠らないことが大事だと思います。