胸の脂肪注入のメリット・デメリット
メリット
- 自然な見た目に仕上がる
- やわらかく自然な感触
- 繰り返し注入できる
- ダイエットでは痩せにくいパーツの部分痩せができる
デメリット
- 一度に注入できる量が限られている ⇒片胸250ccまで。注入量を増やしすぎると、感染やしこりのリスクが高まるため
- 大きくできる量に個人差がある ⇒注入された脂肪は3ヶ月程度で生着(※)し、生着されなかった分は自然に吸収されます。生着した脂肪は、基本的には永久に残ります。
(※)生着……手術で移植された器官などが定着し、本来の機能を果たすようになること
水の森美容クリニックの脂肪注入
水の森美容クリニックでは、吸引した脂肪のなかから良質なものを厳選して精製し、ご自身の幹細胞とともに注入します。
さらに、脂肪はただ単に大量に注入すればよいといったものではなく、大胸筋肉、筋膜上・下、乳腺下など、それぞれの層に適した脂肪を、もっとも自然で生着率が上がるように注入していく必要があります。この工夫は、毎日何件もの脂肪を扱う手術を行う、当院の技術や経験があるからできるものと考えています。
当院では、脂肪吸引においてこれら4つが重要だと考え実践しています。以下にくわしく解説します。
新鮮な脂肪を注入する
当院では、毎日複数件の脂肪吸引を行い、医師一人あたりの症例件数は年間200件を超えています。
医師や看護師は、毎日このような環境で修練を重ねているため、脂肪を吸引してから注入するまでをスピーディーに行うことができます。その結果、新鮮な脂肪の注入が可能となっています。
注入までの脂肪の保管温度を一定に保つ
吸引した後の脂肪の劣化を防ぐためには、温度管理が重要となります。
そのため、当院では吸引後からすぐに脂肪の温度を一定に保ったまま脂肪の精製を行い、注入まで4℃という温度で厳密に管理しています。
注入の方法にこだわる
しこりや感染などのリスクを考慮すると、注入できる脂肪の量には限りがあり、当院では先述のように片胸250ccまでとしています。また、定着率をなるべく上げるためには、大胸筋肉、筋膜上・下、乳腺らのさまざまな層に細かく注入することが大切です。
注入後に生着する脂肪は注入したうちの30%程度といわれ、平均して1〜2カップ程度のサイズ変化となります。なお、複数回に分けて注入することで、徐々にサイズアップしていくこともできます。
脂肪注入のプラン
脂肪注入のプランは、脂肪吸引の治療効果をどこまで求めるか、ダウンタイムをどの程度まで許容できるかによってお選びいただけます。目に見えての明らかな痩身効果がほしいという方には、前者のパーフェクト脂肪吸引(太ももor腹部)+脂肪注入をおすすめします。
脂肪注入でバストを大きくしたい方
②脂肪吸引(太もも前側or太もも後側or太もも全体or腹部)+脂肪注入
- メリット
- 吸引する脂肪量が少ないため(※)ダウンタイムが比較的短い ※パーフェクト脂肪吸引と比較した場合
- 数回に分けての注入が可能
- デメリット
- 細さの実感は少ない
①のパーフェクト脂肪吸引との違い
・リサーフェイシング法による吸引を行いません
・傷口の翌日縫合は行わず、手術当日に縫合します。
なお、②脂肪吸引(太もも前側or太もも後側or太もも全体or腹部)+脂肪注入ではさらにプランを選んでいただくことができ、くわしくは下記のようになっています。
脂肪吸引(太もも前側or太もも後側or太もも全体or腹部)+脂肪注入のプラン詳細
- ① 太もも(基本)吸引プラン
- 吸引箇所: 太もも前側(前面・内側) または 太もも後側(後面・外側)
料 金: 614,900円(税込) - ② 腹部吸引プラン
- 吸引箇所: 腹部全体
料 金: 614,900円(税込) - ③ 太もも全体吸引プラン
- 吸引箇所: 太もも全周(臀部含む)
料 金: 790,900円(税込)
脂肪吸引の処置期間・ダウンタイムなど
手術当日
【ご来院】
- 患部の状態
- 術後の腫れや内出血を少なくするために術後24時間は包帯で吸引部位を圧迫します。
- 処方箋
- ・抗生剤 ・痛みどめ
- アフターケア
- 痛みに対しては痛みどめでコントロールしてください。
- 注意点
- わずかに浸出液や出血が患部より見られる場合は、バスタオル等を敷いてお休みください。
1日目
(手術翌日)
【ご来院】
状態確認
- 患部の状態
- 術後24時間経過しましたらご自身で包帯を外します。 傷口に貼ってあるテープは抜糸まで剥がさないようにしてください。 取れてしまった場合はお渡しする予備テープを貼ってください。 包帯除去後は専用の圧迫物を着用して頂きます。
- 清 潔
- 包帯除去後からシャワーを浴びることができますが、傷口はこすらないように気を付けてください。 抜糸までは傷口に石鹸が触れないようにしてください。
- 注意点
- しっかりと細さをご実感頂くため、1か月間は24時間着用するようにしてください。 シャワーを浴びるときのみ外して頂いて結構です。 圧迫をすることで腫れや浮腫みを抑えることもできます。
7日目
【ご来院】
抜糸
- 患部の状態
- 施術部位の浮腫みがピークになります。 1か月ほどかけて徐々に軽減していきます。
- 清 潔
- 抜糸後翌日より入浴が可能となります。(傷口は強く洗わないようにしてください) 抜糸後翌日より傷口に石鹸を使用して頂いてかまいません。
2週間目
- 患部の状態
- 皮膚の硬さが出てきます(拘縮) 同時にツッパリ感も出てきますが、3か月程度かけて徐々に柔らかくなります。 2週間後からマッサージを行っても構いませんが、圧迫物を外さないようにしてください。
1か月後
【ご来院】
検診
- 患部の状態
- 細さがご実感頂けます。 浮腫みも引いてきますが、個人差があり、完全には引いていない場合もございます。 傷口の赤味も時間の経過とともに目立たなくなっていきます。
- 日常生活
- 圧迫物を外して頂けます
3か月後
【ご来院】
検診
- 患部の状態
- 浮腫みも引き、ほぼ完成となります。 拘縮も落ち着き、より柔らかさが出てきます。 傷口の赤味は時間をかけて徐々に目立たなくなっていきます。 感覚の鈍さやピリピリとした感覚は術後3か月~半年かけて徐々に改善されていきます。
患者様のお悩みが解消され、外見がより良くなることによって患者様が笑顔になれるよう、確かな知識と医療技術、思いやりの心をもって、しっかりカウンセリングさせていただきます。