ボトックスとは

ボトックスとはボツリヌス菌毒素製剤の一つで、ボツリヌス神経毒を応用し、神経と筋肉の間の伝達物質の放出を阻害することで、筋肉の過緊張を和らげる治療です。 一般的なさまざまな病気の治療にも使われているボットクスですが、 美容医療において使用するボトックス(ボツリヌス)注射には大きく分けて以下の4つの効能があります。

1.しわを改善する効果

表情ジワと呼ばれる、表情を作った時に出来るしわをボトックス(ボツリヌス)注射における筋肉抑制作用によって改善します。 改善できる主な部位は目尻や目の下に出る笑いジワ。怒った時や困った時に出る眉間のシワ。ふとした時に気になるおでこの横ジワなどに大きな効果を発揮します。

2. 表情の印象をよくする効果

下瞼を下げてたれ目にしたり、口角を下げる筋肉(口角下制筋)を緩めることで口角を上げます。 また、笑ったとき上口唇が強く上がるガミースマイルにも効果があります。 ガミースマイルは、上唇挙筋(上唇の上げ下げをコントロールしている筋肉)の筋力が強い場合、原因となっている上唇挙筋郡にボトックスを注射することで改善できます。

3.筋肉を小さくする効果

筋肉は使わないと(動かないと)小さくなっていきます。このことを「廃用性症候群」と言います。 この効果を利用し、エラ(咬筋)の張り出しを減らしたり、ふくらはぎの張り出しを抑えたりすることができます。

4.汗を抑える効果

ボトックスには、筋肉の動きを抑える効果の他に汗を抑える効果もあります。 手の平、足の裏、脇の下にボトックスを注射することで、多汗症の原因であるエクリン汗腺を麻痺させ、 わきがの原因のひとつである汗や臭いを抑えることができます。

当院で使用しているボトックスの製剤

当院でのボトックス(ボツリヌス)注射治療では全て、厚生労働省が認可しているボトックスビスタ®(BOTOX VISTA®)を使用しております。 「ボトックスビスタ®(BOTOX VISTA®)」は日本国内で唯一厚生労働省が承認しているボツリヌストキシン製剤で、世界では25年以上にわたって広く美容医療・アンチエイジングに使用されています。2015年6月時点、米国、イギリス、ドイツ、フランスをはじめ91か国以上で承認されている高品質製剤です。眉間又は目尻を含む徐皺については80か国以上で承認されています。保管温度5℃以下の環境で温度管理を徹底して原産国であるアメリカから輸入しています。

当院の田川院長はBOTOX VISTA®認定医です。

表情ジワへのボトックス(ボツリヌス)注射

額のシワ

額の横ジワは前頭筋という表情筋によってできます。前頭筋は眉毛を上げるための筋肉です。眉毛を上げると額の皮膚が寄ってしわができます。ゆえに前頭筋の動きを制限すると眉毛の上方向の動きが抑制されて、額にしわが寄りにくくなります。注意事項もあります。眉の近辺に打ち過ぎると、眉が動かなくなり、表情が硬くなる方がいらっしゃいます。 注射する位置を決めていく際に注意が必要となります。 当院では安定した効果を継続できるように綿密なシミュレーションを行います。

眉間のシワ

眉間のしわは皺眉筋(しゅうびきん)という表情筋によってできます。この筋肉が収縮すると眉頭を内側下方に寄せて眉間に縦ジワを作り、不機嫌に見える表情を作ってしまいます。ボトックスを注射すると眉間のしわを改善することができます。

目尻のシワ

笑った時に出来る目尻のシワです。 眼輪筋が収縮するとシワが出ますが、ボトックスを注射する事でその動きを弱められます。

鼻横のシワ・バニーライン

鼻の横にできるしわは鼻根筋と鼻筋いう表情筋によってできます。鼻の付け根部分にあるのが鼻根筋で、その下方に左右に分かれてあるのが鼻筋です。ボトックスを注射することにより、鼻根筋の力を弱めて鼻横のシワを寄りにくくする事ができます。シワの状態によってはヒアルロン酸を併用することで更に改善効果が期待できます。 笑った時に鼻に斜めに寄るシワの事をバニーラインと言いますが、バニーラインは鼻筋にボトックスを注射することにより、ピンと張りが出て、シワが出にくくなり、解消されます。

エラへのボトックス(ボツリヌス)注射

咬筋(こうきん)と言われるエラの部分にボトックスを注射することで、筋肉を弱め、エラを縮小させます。 咬筋の発達度合によりますが、発達している方の場合ですと、劇的な小顔効果があります。治療も注射を打つだけで5分程度で終わりますし、腫れ等も出ませんので、非常に満足度の高い治療であります。付随する効果として歯ぎしりの改善や顎関節症の改善などがございます。

口角・ガミースマイルのボトックス(ボツリヌス)注射

口角は加齢とともに重力の影響で下がってくるので、年を追うごとに気になってきたという方も多くいます。
口角を持ち上げるためには、口角を引き下げる筋肉である口角下制筋にボツリヌス・トキシンを注射します。

ガミースマイルの方は笑った時に上唇挙筋群の筋力が強く、上唇を引き上げすぎてしまいます。そこで筋肉にボトックスを注射することにより筋肉の緊張が緩むため、上唇を挙げる力が弱まり、ガミースマイルが緩和されます。

たれ目形成のボトックス(ボツリヌス)注射

たれ目ボトックス注射(ボツリヌス)を特にお薦めしたいのは、つり目で悩まれている方です。 アジア人の特徴と表現される事も多いつり目は目が細く小さく見えて、周りにはきつそうな印象を与えがちです。 この施術では、下まぶたの外側約半分程度の範囲を下方向に引き下げます。 それによってたれ目の優しく可愛らしい印象になります。 また、白目の見えている範囲が広がるため、目が大きくなる効果があります。

わきが・多汗症へのボトックス(ボツリヌス)注射

脇、額、手のひら、足の裏にボトックスを注射することで汗腺を麻痺させ、わきがの原因のひとつである汗やニオイを減らします。 手術に抵抗のあるかたにはお勧めです。手軽な治療で、効果も直後に実感できますので、非常に満足度の高い治療です。

ふくらはぎへのボトックス(ボツリヌス)注射

張り出したふくらはぎの筋肉にボトックスを注射すると、筋肉が少しずつ萎縮することで筋肉が痩せて、すらっとした美脚ラインをつくります。 脂肪吸引と併用したりする事で、さらに効果が高まります。 当院では、医師が診察時にしっかり診察した上で、ふくらはぎへの注射で適応・治療効果があるかどうか、診察時に診断しております。

ボトックス(ボツリヌス)注射の施術料金

ご来院の際に、身分証明書のご提示を頂きました方は、当院の会員価格にてご案内させて頂きます。

施術内容 適応部位 注射量の目安(単位) 正規価格 会員価格
シワ 10単位 ¥28,000 ¥22,000
眉間 5~10単位 ¥14,000~28,000 ¥11,000~22,000
鼻の横じわ 5~10単位 ¥14,000~28,000 ¥11,000~22,000
目尻(※1) 10~20単位 ¥28,000~56,000 ¥22,000~44,000
目の下(※1) 5~10単位 ¥14,000~28,000 ¥11,000~22,000
唇の上 5~10単位 ¥14,000~28,000 ¥11,000~22,000
顎の梅干し 10単位 ¥28,000 ¥22,000
汗止め(脇) 両脇 40~60単位 ¥48,000~72,000 ¥40,000~60,000
小顔 エラ 40~60単位 ¥48,000~72,000 ¥40,000~60,000
脚やせ ふくらはぎ 80~100単位 ¥96,000~120,000 ¥80,000~100,000

通常価格:シワ¥14,000円/5単位、汗止め・小顔・脚やせに対して¥6,000/5単位
会員価格:シワ¥11,000円/5単位、汗止め・小顔・脚やせに対して¥5,000/5単位

※当院ではすべての治療に厚労省認可「ボトックスビスタ®(BOTOX VISTA®)」を使用しています。

※1 両目(2ヵ所)の価格

※当院の価格表記は全て税抜きでございます。

施術内容 正規価格 会員価格
たれ目 ¥33,000 ¥25,000
ガミースマイル ¥33,000 ¥25,000
口角 ¥33,000 ¥25,000
2週間以内追加料金 ¥16,500 ¥12,500

※上記の価格は1回あたりの料金となります。

※当院ではすべての治療に厚労省認可「ボトックスビスタ®(BOTOX VISTA®)」を使用しています。

※当院の価格表記は全て税抜きでございます。

ボトックス(ボツリヌス)注射の診療項目

よくある質問

ボトックスを表す「単位」ってどの位の量なんですか?

ボトックスの場合は1単位=0.02mlのことを指します。
例えば、咬筋へのボトックス(ボツリヌス)注射は50単位で、ボトックスの量は1.0mlになります。

部位によって単位数が多かったり少なかったりするのはなぜ?

筋肉の大きさや形は部位によって様々で、顔だけでも30以上もあります。また、骨格などにより個人差もあります。的確な量を打たないと、ボトックスの効果が得られなかったり、逆に効きすぎてしまい、顔の表情が不自然になってしまったりするのです。当院では、数多くの症例に基づき、適正量を打っておりますのでご安心ください。

ボトックスは原液で使用されるのでしょうか?

原液のまま使用する部位もありますが、多くの部位が生理食塩水で割って使用します。
上記でも述べたように、筋肉の大きさによって“薄く広く”打つべき場所と“濃く狭めに”打つべき場所があるので、部位によって濃度を調整します。ただ唯一、脇ボトックスについては痛みが強く出やすいため、「キシロカイン」という麻酔を生理食塩水の代わりに使い、希釈することで痛みを軽減させています。

注入する針はどれくらいの太さでしょうか?

針の太さをゲージと呼びます。ボトックスで使用する針は29ゲージです。(ゲージ数が小さい程針は太くなります)皆様の経験の中で例えると予防注射ワクチンと同じ針の太さになります。

注入する時は痛いですか?

ボトックスは筋肉注射になるので、注入時は個人差はあると思いますが痛さはあります。
ただ、注入時間が比較的短いので痛みを感じる時間は長くはありません。
ご心配な方は5000円(税抜)で笑気麻酔を付けて頂くと、大幅に痛みを軽減させることができます。

副作用はありますか?

主な副作用には、頭痛、眼の異常感、眉毛下垂(眉毛の位置が下がる)、眼瞼下垂(まぶたが下がる)、注射部位の痛み、炎症、赤み、かゆみ、腫れ、出血などがあります。詳細については事前に医師に確認してください。
それら副作用の多くは、適量以上の注入による薬剤の効きすぎが原因で起こりますが、通常、眉毛下垂や眼瞼下垂などの副作用は、半月から1ヵ月程度で消えます。ボツリヌス治療に対する筋肉の反応性には個人差がありますから、過去に注射して効きすぎた経験がある場合は、医師にその旨をしっかりと伝えて、注入する量を調整してもらうことが大切です。
また、治療後に何らかの異常が現れた場合には、直ちに医師にご連絡ください。
※アラガン・ジャパン公式サイト参照

【本ページを監修した医師情報】

<医師名>
大阪院院長 田川大地


<医師の経歴>
平成24年 水の森美容外科大阪院院長就任

<所属学会情報>
日本美容外科学会 正会員
日本美容外科医師会 正会員
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医