水の森美容外科の鼻のヒアルロン酸注入では、鼻の各部分にあわせて異なる硬さの製剤を使い分け、鼻筋が通った美しいお鼻をつくります。厳選した安全な製剤を使い、施術は注射だけで済むため、腫れや内出血などのリスクが起きにくいのが魅力です。効果の持続は3ヶ月〜1年程度が目安です。
水の森美容外科のヒアルロン酸注入

鼻が低く見えるのは、横から見たときに鼻の付け根(目と目の間)が低く、さらに鼻筋が湾曲しているのが原因です。一般的に「鼻が高い」「鼻筋が通っている」という印象を与える鼻は、横から見たときに鼻の付け根から鼻先までがまっすぐになっているため、このギャップを埋めるためにヒアルロン酸を使用します。
注入のデザインは患者様のご希望をふまえて行いますが、加減を間違えると鼻だけが浮いてしまいます。例えば、おでこが平らな方がとても高い鼻にしようとすると、のっぺりと不自然な仕上がりになってしまいます。そのような失敗を防ぐために参考となるのが、当院が独自に定めた「理想値」です。
「理想値」とは具体的にいうと、横顔を見たときに目と眉毛の中間から鼻の高さが始まり鼻先までを結ぶラインのことをいいます。カウンセリングの際にはスケールを使用し、患者様にとってベストなラインを見極めます。


鼻のヒアルロン酸注入をきれいに仕上げるには、先述のように鼻筋をまっすぐ整える必要があります。そのために、鼻の付け根だけでなく中央にもバランス良くヒアルロン酸を注入し、鼻筋の湾曲を調整します。
注入部位の見極め

ヒアルロン酸は、注入量が過ぎると鼻筋が太く、いわゆるアバターのようになってしまいます。注入の際には「術前の状態」「どの部分の高さが物足りないのか」をしっかり見極める必要があります。
注入しすぎの場合、ヒアルロン酸がなじむにつれ徐々に鼻が太くなるため、患者様が気づかないうちに不自然になってしまいます。大事なのは、このような現象が起こることを予め知っておくことです。当院では、カウンセリングにてリスクをしっかりご説明し、場合によっては注入をお勧めしないこともあります。
また、当院では他院修正も受けており、不要なヒアルロン酸を溶かしてから注入しなおすこともできるため、今の状態が気になっていてすぐに直したいという方はぜひご相談ください。
ヒアルロン酸の再注入について

ヒアルロン酸は、イラストのように何度か追加を重ねていくうちに、かなり長期間持続するようになっていきます。ヒアルロン酸が体内で吸収されるまでの期間は5年程度のため、初回分のなじんでいくスピードに比べ、上乗せして蓄積したヒアルロン酸はかなりの長期間持続します。患者様がイメージするような、半年~1年おきに毎回注入しなくてはいけないというものではありません。
3~4回定期的に注入された患者様の場合、その後しばらくは不要となるでしょう。
使用する製剤について
ヒアルロン酸は何cc入れるのが良い?
一度に注入するヒアルロン酸は、ご希望やお鼻の状態にもよりますが、1回につき0.2~0.7ccが目安です。お鼻の形は人それぞれで、例えば理想的な症例の注入量が0.7ccであっても、それがご自身にそのままあてはまることは少ないため、あくまでも参考程度とお考えください。
なお、当院では製剤の使い回しを防ぎ患者さまへ安全にご提供するため、ヒアルロン酸の「1本買い取り制」という制度を設けております。1本は1ccという容量です。施術後に残った薬剤はお持ち帰りいただき、次回ご持参いただくとその分の製剤代は不要で、施術代のみで受けていただけます。製剤を追加する場合は、別途その費用がかかります。
レディエッセなどの非吸収製剤について

非吸収製剤とは、その名のとおり体内に吸収されない製剤のことをいい、吸収されない成分をまぶして注射で注入します。非吸収性の成分自体は吸収されずに残りますが、シリコンのような固形の塊ではないため、通常のヒアルロン酸と同じようになじんでいきます。
そして、実際に患者様が気にされるのは、見た目としての持続であり、成分自体が吸収されないということではないはずです。先述のように、ヒアルロン酸は硬い製剤を選ぶことにより持続力が高まるため、吸収剤と非吸収剤の差異はほとんどありません。
こういった理由と、通常のヒアルロン酸に比べてレディエッセは高額であることをふまえると、当院ではわざわざ非吸収剤を使用する必要性はないと考えております。
わし鼻の修正も可能

わし鼻とは、鼻筋の中央部分が盛り上がって見える鼻のことをいいます。もしわし鼻が気になっている場合には、この盛り上がりよりも鼻の付け根寄りにヒアルロン酸を注入し、鼻筋をまっすぐなラインへ整えることができます。